【サクラ】
「盛岡出版コミュニティー」栃内正行代表インタビュー
- 地元の作家の作品を文庫本にする「もりおか文庫」が創刊され、第1作として松田十刻さんの「26年2か月 啄木の生涯」(税別695円)が発売された。企画・発行している「盛岡出版コミュニティー」の栃内正行代表に本作りへの思いを聞いた。
- 【読者からの反響】2000部を発行しましたが、既に6割ほど売れました。一般の方から「自分の作品も形にできないか」と小説や随筆、短歌などの原稿も届いています。文章を書く人がたくさんいることが分かり、本作りの商売は間違いないと感じました。
- 【出版不況と言われる中で、本の魅力は】電子本も出てきているが、紙の本でなくてはならないものもあるんじゃないかなと思います。
- 【今後の展望は】第2作は沢口さんが宮沢賢治をテーマに執筆を始めています。「盛岡に行けばこれが買える」と広く認知されて、細くても長く本作りをしていけたらいいです。