〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

『26年2か月 啄木の生涯』郷土文化の文庫本


【つかのまの朱】


郷土文化の文庫本『26年2か月 啄木の生涯』
  盛岡の出版社 年2冊で

  • 盛岡市の出版社・盛岡出版コミュニティーが、郷土文化の「地産地消」を目指し、「もりおか文庫」を創刊した。第1弾は、盛岡出身の作家松田十刻さんの『26年2か月 啄木の生涯』で10月に出版された。
  • 26歳の若さで生涯を閉じた石川啄木に関する日記や歌集などをひもとき、恋愛や結婚、友人関係などに焦点をあてて活写。「初めて啄木に接する若者でも共感が持てるような内容にした」と松田さんは話す。
  • 来春には第2弾として紫波町の作家沢口たまみさんの「宮沢賢治 愛のうた」(仮題)が発刊。

(2009-11-24 ;読売新聞>地域>岩手)


…一生に一冊くらい、啄木を読んでもいいんじゃないか…
『26年2か月 啄木の生涯』

    • 松田十刻 著 もりおか文庫 730円
    • 盛岡出版コミュニティー(電話 019-681-1451)