【表紙】
『北天の詩想 -- 啄木・賢治、それ以前・それ以後』
- 遊座昭吾 著 桜出版
- 2008年 952円+税
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- 啄木・賢治を貫く「北天の詩想」はあなたの中に受け継がれている!
- 元 国際啄木学会会長遊座昭吾が現代に贈る渾身のメッセージ
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年若き旅人よ、何故にさはうつむきて辿り給ふや。目をあげ給へ、常に高きを見給へ。かの蒼空にまして大いなるもの、何処にあるべしや。如何に深き淵も、かの光の海の深きにまさらず、如何に高き穹窿もかの天堂の高きに及ばじ。日は常に彼処にあり。
(石川啄木「一握の砂」より)
「盛岡中学校校友会雑誌」第十号(明治40年9月20日に寄稿)
目次
序 北天の文学者群像
1 啄木
2 賢治
3 光太郎
4 彦次郎
5 荘已池・昭夫
6 近代を創った北の女性たち
「私が仰いだのは、「北天」です。・・絶対者としての「天」への敬仰の念でありました。・・「北天の詩想」は、私自身が見つけ、大切にしている言葉です。(遊座昭吾)