〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「愛」を初めて詩にしたのは啄木


ネムノキ】


「君が愛の/炬火(たいまつ)心にたよれば…」--産経抄

  • 詩人の中村稔さんによると、「愛」という言葉を使い、「愛」を主題にした詩を書いた、わが国における最初の詩人は、石川啄木だという。
  • 処女詩集『あこがれ』

「峻(こご)しき生命の坂路も、君が愛の/炬火(たいまつ)心にたよれば、黯(くら)き空に/雲間も星行く如くぞ安らかなる。」
(2008-07-24 産経ニュース)