〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「小樽啄木餘話」啄木の人間味、豆本に

【花開くお茶 ‐ 工芸茶


「小樽啄木餘話」10月中旬刊行予定

  • 小樽啄木会の水口忠会長の執筆で、小樽、後志と啄木のかかわりをまとめた「豆本」が10月中旬に刊行される。小樽での115日間の日記から、同僚や家族を思う人間・啄木像を浮かび上がらせる。
  • 水口会長は「啄木は家庭を顧みず、借金を重ねる生活破たん者として語られることが多いが、人間くさいのがむしろ魅力」と期待する。市立小樽文学館などで販売予定。

(2007-09-27 北海道新聞