【?ヒトヅキアイ?】
「15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術」
- 大串 亜由美 著 ダイヤモンド社
- 2006年 1,500円
モーレツな題名だ。初め、うさん臭い商品の売り込みテクニック本かと思った。
アサーティブ(assertive)を辞書で調べると「断定的な」「自己主張の強い」「自分に自信を持った」と出ていた。
「アサーティブ交渉術」とは、相手に気配りしながら自分の主張も通す、相手から気持ちよく「Yes!」をもらうコミュニケーション方法ということらしい。
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- 「相手になくて自分にあるもの」をじっくり探し、そこで勝負する。
- 「私は…」で始まる話にする。「みんなが…」をオトリにせず「主語」をごまかさない。
著者は企業の人材育成業務を手がけ、年間276日の「研修女王」である。従ってビジネス上での交渉術が書かれている。
しかし、人との関わりで悩んだときの解決方法もちりばめられている。
ある意味、だれが読んでも役に立つ。