2007-01-21 「あゝ上野駅」の歌手・井沢八郎さんが亡くなる 啄木 広場 「ふるさとの訛なつかし」上野駅 「ふるさとの訛(なまり)なつかし/停車場の人ごみの中に/そを聴きにゆく」。明治の詩人・石川啄木は、そう歌った。 井沢さんの歌がちまたに流れたのは、東京五輪のあった1964年のこと。歌は大ヒットする。 六十九歳。「生涯青春」の人の早い旅立ちだが、あの歌は昭和歌謡史に残る名曲だろう。 (2007_01_19 東奥日報 天地人)