〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

日記 「本家 啄木の息」より <7>

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日記 「本家 啄木の息」より <7>

 

2006-07-16 合歓は夏!

 合歓の花がふんわり、こんもり。

 『象潟や雨に西施がねぶの花』。芭蕉は雨のなかの合歓の花を詠んでいる。
 しかし、わたしのなかでは「合歓は夏!」。

 

2006-07-11 ライオンに追われたウサギ

 『オシムの言葉』より

 「ライオンに追われたウサギが逃げ出す時に、肉離れをしますか?
  準備が足らないのです」

 

2006-07-05 暑いのに----寒い

 ホームから線路を覗き込む男性。その後ろから女性が声をかけた。

 「どうしたの? ------飛び込みたいの? ------押してやろうか?」

 あまりに明るい声だから、冗談だと分かる。けど、寒くなった。

 

2006-07-02 連想香

 クチナシの香りに鼻をヒクヒクさせていたら、プリンが食べたくなった。バニラエッセンスの香りに似てない?

 

2006-06-27 「愛の劇場」 三角関係か

 このごろ、AクンがBサンのあとを追いかけている。Bサンはいつも逃げる。でも、ときたまBさんはAクンにいい顔をして、その気があるように振る舞う。輪を描いてダンスをしたりする。

 Cクンは物陰にいてAクンとBサンを覗き見していることもある。たまにCクンがABに絡む。小面憎いことに、AクンとBサンはまるで仲よさげに、揃ってあっちへ行ったりする。そんなときCクンは地面の小石に顔を突っ込んでケガしそうなくらいぐりぐりする。

 

  ハイ、登場したのは一緒に住んでいる
        ………………ひめだかちゃんです。

 

2006-06-24 しみじみと「大きい人」

 昨日の日記で「祖父・金田一京助と親しくおつきあいをした啄木の幸せ」を思っていたら、金田一秀穂さんの記事を見つけた。

 金を無心する啄木は、(金田一家の)家計に多大な負担を強いたとされる。「でも、楽しかったんじゃないですか、京助は。啄木は大変な人ではあっただろうけれども、非常に才能があった。若い時にそういう人と仲良くできたっていうのは幸福だったと思いますねぇ」

 孫である秀穂さんが「幸福だったと思いますねぇ」とおっしゃっている。

 しみじみとしてしまった。

 

2006-06-23 父は祖父に似て、子は父に似る?

 雑誌に金田一秀穂さんが紹介されていた。父は春彦さんで、祖父は京助さんだ。

 金田一家の三代目としての重圧から「プータロー時代」「パチプロ時代」をくぐり抜け、現在は大学教授をされている。

 人の面倒見がいい。「人間を否定的に評価しない」という面もあり、金田一ゼミ志望者が多く、いつも数倍の競争率となっているそうだ。

 このような方の祖父と親しくおつきあいをした啄木の幸せを思う。

 

2006-06-20 「子曰」 し のたまわく

 我が師がこんなことを言った。

 ひとに腕が三本あったとする。
 もし、二本しかないひとを見つけると「何で一本足りないの?」「不便じゃないの?」と思う。

 ひとに翼があったとする。
 もし、翼の無いひとを見つけると「えっ、空を飛べないの?」「困るんじゃない?」と聞く。

 いま、腕が二本しかなくて不便かな。

 いま、翼が無くて困るかな。

 

2006-06-18 梅雨もなんのその

 ふつうのヒジキではなく、この季節「オカヒジキ」が手に入ることがある。

 濃い緑をササッと茹でてサラダ、おひたし、和え物に。シャキシャキッとした歯触りが命。元気をくれる。

 

2006-06-12 好きなことは

 義務感でもなんでもなくお墓参りが好き。

 トンビがヒョロロロローと鳴きながら頭の上で輪を描き、眼下には繁華街が迫っている。それなのに、風が樹の葉を揺らす音が聞こえる。ご先祖様のことばも聞こえる。

 

2006-06-09 飛行船を見た日

 電車の窓に大きい飛行船が見えた。建設中のビルの脇をすり抜けていく。
 幻視かと、目をぱちくりした。

 

2006-06-04 自分のこと好き?

 倖田來未さんのことば

 「自分のこと好きになってあげないと誰も私のこと好きになってくれない」

 

2006-06-01 ♪なつなつなつなつここなっつ

 あいあいあいあいあいらんど♪ まったく暑い日!

 夏の花、マツバギクマツバボタンが並んで咲いていた。葉は似ているが、花の風情が異なる。マツバギクは妖艶、マツバボタンは恥ずかしがりや(---------ハイッ、勝手な思い込みです)。

 どちらも強い光が似合う。

 

2006-05-28 豪華な宝石を追いかけて?

 指先に宝石が光ることがある。アクセサリーはつけてないのに……。

 いつなのかと言うと、泳いでいるとき。
 入水した人差し指や中指の先に空気の玉が付く。それが光に当たってキラキラする。ひとかきごとに手先を空中に出すから玉はそこで消える。でもまた入水すると新しい玉が生まれる。

 宝石を追いかけて泳ぐ-泳ぐ-泳ぐ。

 

2006-05-23 だからエゴ?

 歩道に真っ白なものが積もっていた。見上げると、エゴの木の花が咲いている。

 咲くまでは何の木か気にしたこともなかった。うつむいたはなびらたちが、大事そうに黄色の花芯を抱いている。数えれば、花によって5枚、4枚、6枚と、思いおもいの花びらの数。勝手でいいな。エッ……、だからエゴ?

 

2006-05-20 「人類史上、最も幸福な時代」が遺したもの

 古代ローマ最後の日「ポンペイの輝き」の展覧会をみた。

 2000年前のヴェスヴィオ山噴火で埋没した街を発掘。出てきたものは外科医療の器具、壁画、家の鍵……、圧巻が装飾品。金、銀、銅、エメラルド、琥珀、真珠、それをつけていた人々の暮らしまでもが見えてくる。

 壁画の復元作業はまるでジグソーパズルだった。ちょっとだけ参加したいが……、飽きたら止めたい……ので、無理、ムリ。

 

2006-05-17 松井秀喜さん「今まで以上の…」

 左手首を骨折した松井秀喜さんのケガ後初会見
 「試合に出れなくなるのは初めての状況」
 「いつかこの日が来ると思っていた」
 「今まで以上のパフォーマンスを出せるくらいの気持ちで、今年中にもどってきたい」

 

2006-05-15 本醸造「啄木の詩」は あった!

 古くからの酒造会社が「啄木の詩」と「啄木」という名の酒を造っていたのを知った。しかし、昨年、経営難のため破産手続きをしていた。

 ムムーッ、これまで知らなかったのは寡聞の致すところと深く慚愧に堪えぬ。(ウソ! オオゲサ!)

 せめて、そのキャッチフレーズを。

 本醸造「啄木の詩」
   杯を重ねても飽きのこない透明感ある飲みくち。凛とした切れ味。
   岩手が生んだ歌人石川啄木の名をいただきました。

 

2006-05-12 白星先行だといいね。

 駅で乗って来た人の中にとても大きな影が見えた。流鏑馬もようの浴衣、紫の帯、胸には風呂敷の大包み、お相撲さんだった。大相撲夏場所「6日目」、大きな背中が頼もしい。きれいに結い上げた髷からは、いい匂い。

 

2006-05-09 啄木の名の酒は?

 鹿児島料理の店の棚に「鉄幹」の名の焼酎を見つけた。

 薩摩を愛した与謝野鉄幹にちなんでつけられた名だそうだ。茶色の瓶を手に取ったら、ラベルに絵があった。羽織を風に翻らせ両手を帯にかけ、空のあなたを見つめて立っているがっしりした男が描かれていた。鉄幹なのだろう。

 

2006-05-05 こいのぼり・かしわもち・しょうぶゆ

 花屋さんの店頭に菖蒲があった。『そうだ、菖蒲湯にしよう!』と一束買った。

 風呂場に置いただけで強烈に香る。いそいそと湯に浮かべるが、じきに匂いを感じなくなった。嗅覚が一番慣れるのが早いと聞いたことがあるがほんとだ。根元に近い茎をボキッと折るとまた香る。ヒフがチクチクして、なんか効き目ありそう。

 

2006-04-30 ハナズオウ

 裸の木の枝にぐるぐると手芸用モールを巻いたように、スオウの花が咲いた。枝だけではなく幹からも直接花びらが出ている。

 蕾は暗い紫だが、開くとハッとする明るいピンク紫になる。そこがたまらない。

 

2006-04-27 五本指靴下の権利

 いつもおしゃれに見える知人が言った。

 「五本指靴下が市民権を得たね。和室の飲み会で、男の人の足もとを見ると五本指が珍しくない。自分もそうだけど」

 

2006-04-23 花見 Part 2

 また桜が開いた。
 こんどは八重。
 上へ上へと伸ばした枝に、満艦の雪洞。

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2006-04-18 KAMI の降りた日

 世界の国々。国名もその場所もおぼろ。「国旗の図柄から国名を当てる」なんてもっての他のワタクシ。

 国旗が載っている本をを見ていたとき「わたし全部知ってるよ」と、ふざけていった。一緒に見ていた友だちが国旗の一つを指した。わたしは「○○○!」と、どこか南アメリカかアフリカの国名を当てずっぽうに叫んだ。
 「すごーい、ほんとに知ってるんだ!」友だちはたった一つで評価をくだした。

 簡単に、ひとを信じてはいかん!

 

2006-04-14 灯台躑躅

 ドウダンツツジが、きりきりと新芽を巻いている。

 

2006-04-10 「君が教えてくれるもの」

 人間の形をして 生まれたからといって

 人間らしく生きているなんて

 限らないと今は思う

   青い洗濯カゴに入って僕の家に来た君に

   一つでもたくさん幸せだと

   感じさせられる僕になれるだろうか

    (槙原敬之Home Sweet Home)

 

2006-04-07 ちゃんと聞きなさい!

 ひとの話を『ぼーっ』と聞いてしまうときがある。

 決していい加減に聞いているわけではない。『話の先は、どうなっていくのだろう』と興味津々で“予想”してしまうのだ。だから予想通りだとなんの問題もないが、外れた場合、現在の話と大幅にズレてしまい調整できなくなる。

 ごめーん、自分ではちゃんと聞いているつもりなんだけどなぁ。

 

2006-04-01 なんていい日だ!

 お休みと、暖かさと、微かな南風と、太陽と、そして満開に笑うサクラと、大好きな人と・・・すべてがぴったりと重なったお花見。

 

2006-03-28 OH!笑い

 お笑いの先端をいく人たちの舞台を間近で見た。
 ナチュラルキラー細胞の戦士たちが踊り狂うくらい「ガッハッハッハッ」だった。

 本人たちも楽しんでいたに違いない。でも、それを上回る『人を笑わせたい、いい気持ちにさせたい』という熱意に満ちていた。感動!

 

2006-03-24 連想 ロゼッタ→ロゼット…

 タンポポの放射状ロゼッタが、地に張りついた形をやめた。葉っぱの鎌首を挙げ「♪ここにいるよ~いつまでも~♪」と中島みゆきの歌を歌い始めた。

 ロゼッタは、ロケットに似て可愛い名称だ。ロボットにも近い。ロゼッタ…、ロゼット…、ん~と…、何かに似てる。そうか、 コゼットだ。「レ・ミゼラブル」だ。

 「リトル・イタリーの恋」はロゼッタだ。アッ、元に戻ってしまった。

 

2006-03-18 佳人? 歌人になれる……かも!?

 枡野浩一さん編集の「ドラえもん短歌」(小学館 2005)を折に触れ開く。
 一字変えると、世界が変わる。真直ぐな心になる。『歌が作れる』気になる。

 枡野浩一さん、どエライかたです。

 

2006-03-15 黄色は春色

 柊かい、南天かい、どっちなんだい……というヒイラギナンテンが目立つ季節になった。春色の黄花がぎっしりと開く。斑入りなのか、葉も黄色のがあった。あちらにもこちらにも、通る道の両側に咲いていた。

 

2006-03-12 目撃証言

 ある事件に関わった人が、証言する場面を見た。『よく確信もって言えるなぁ』と感心した。

 わたしの場合……。天窓のある建物にいるとき、偶然上を見た。天窓のガラスの上を、しっぽのふさふさした小さな四つ足の動物が横切った。『んー、たぶんリス(だといいな)』『それともネズミ?(夢が無いっ)』『小型の猫(まあ許せる範囲)』

 結局、どれも確信もてなかった。周りの人に話したとしても「なにボーッとしてるの」「幻覚よ」なんて言われそうで、ひとりドキドキしながら黙っていた。

 

2006-03-07 待ってました、春一番

 「春一番」が吹いた。風速20メートルを超えた。素肌に当たる風が『ハルだ、ハルだ、ホントウのハルだ』と騒いだ。

 

2006-03-04 春の香り

 初めての道を歩いていたら、ふと甘い香り。沈丁花だった。
 不案内で心細かったはずなのに、優しげな親しげな道に変わった気がした。

 

2006-03-02 近所のカラスも増えたみたい

 5日ほど前、世界の人口は65億人を突破した。しかも1日に20万人強増加している。去年から7460万人増えたそうだ。

 7年後には70億人になるかも。未来はどうなる。

 

2006-02-26 形見に宿る想い

 故人のご家族の方から、思いがけず形見の品をいただいた。

 身に纏うと、可愛がってもらった日のことがジンジンと沁みこんできた。やがて胸にまで到達し、ふわーっと辺りが滲んだ。

 

2006-02-20 今日は 啄木の誕生日 1886-02-20

 120年前、明治19年の今日が啄木の誕生日。お母さん39歳、お父さん35歳、9歳と7歳の姉がいる家に生まれた。

 啄木は、生まれたことをよかったと思っただろうか。
 わたしは、啄木が生まれてきてくれてよかった。

 

2006-02-19 温かな流れ

 『子どものホームレスかしら?』 そんな考えが出てきそうなほど衣服の汚れた少年が、向うから歩いてきた。

 細い道だった。ちょうど袖すり合う距離になったとき「すみません」と、彼が道を譲ってきた。「いいえ」と応えた。

 こんな幼い人から「すみません」という言葉を聞いたのは、覚えがないくらい久しぶり。温かいものがこちらに流れてくるのを感じた。

 

2006-02-18 囚われの身

 コートを着ないで街を歩いたのは久しぶり。

 手袋、マフラーは、手かせ首かせかだったのか……と、思うほど釈放された気分。

 

2006-02-14 チャパツ○ VS チャパツ× の戦い

 茶髪、ピアス、ひげ禁止 野村監督
 「野球選手はタレントではない。野球を通して人間形成をしていかなくてはならない。規律を守るのは最低限の義務」

 好きでいい ボビー・バレンタイン監督
 「選手が好きな髪型をしていると自分に自信が持てる。自信があれば力が出せる。だから、どんな髪の色でも髪型でもいい」

 

2006-02-11 鳥のオリンピック

 どうしても頭の中には・・・行進するオオハクチョウ、サンバを踊るライチョウ、フラミンゴショーにキジの飛翔・・・もうやめましょう。

 トリノ、いよいよ開会。日本チームのユニフォームは白鳥のイメージ?

 

2006-02-10 丸干し大根は いかが

 大根を、寒風のなかに丸のまま1カ月くらい吊るす。水分が抜けて細く堅くなったら、包丁で薄く削る……この状態のものを知り合いが分けてくださった。
 湯がいてから煮物やみそ汁に使う。切り干し大根より噛みごたえがあり、美味しい。

 

2006-02-08 悩みごと

 デパ地下でバレンタインのチョコを探した。店員がトレイに載せた試食を、通るひとみんなに勧めていた。
 ひとつ戴いて、ふとショーケースの中を見た。エーッ!!! 摘んだ小さい《 ひとつ 》が数百円もする。(試食してしまってよろしいのでしょうか……) しばし、悩んでしまった。

 

2006-02-02 金のなる木に蕾ができた

 一緒に暮らしている“金のなる木”に蕾が育っている。蕾らしいものを発見したときはビックリした。初めてこの木に蕾を見たから。

 かじかんだ子どもの拳のようだったのが、ふっくらとしてきた。明るい陽を浴びて、今はピンクに染まっている。

 

2006-01-31 SAYURIの後に続く言葉は…

 わたしが「『単騎、千里を走る。』を見たのよ」と言ったら、「『SAYURI』を見たわ」と言った友だち。その後に続いた言葉があった。「ニューヨークでね」。

 「バリバリの日本語で始まったから『おお、日本語か。字幕無いけどこっちの人は大丈夫かな』と思っていたらいつの間にか英語になって、後はずっと英語だった」そうだ。

 

2006-01-27 あのライブドアの……

 久しぶりに電話をした相手が言った。

 「仕事で六本木ヒルズに行ってたの。カメラマンたちがザザーッと動くのを見て『誰か有名人が来たのかな』と思った。家に帰ってニュースを見たら、地検特捜部がライブドアの家宅捜索に入った瞬間だったのよ」

 

2006-01-25 円満同居の冬と春

 南を見ると家々の屋根の北側だけが見えて、まだ雪景色である。
 北方向を見ると建物の南側だけが見えるから、もうからりと乾いた春の景色になる。

 首をくるりと回すだけで、ものの二面が見えてくる。(おおげさ !?)

 

2006-01-22 「風と女は閉じ込められない」

 このあたりでは珍しく積もった雪を踏んで外出。

 「七転び八起き」…そんなに転ぶのは困る。「君子危うきに近寄らず」だが、用事があり…。「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」それほど重要でもないけど…。「犬も歩けば棒にあたる」いやいや、そんなに無目的ではないし…。「案ずるより生むが易し」出かけてみれば意外と…。しかし間近で滑った人を見る…「昨日は人の身今日は我が身」。「聞いて極楽見て地獄」まったく気が抜けないな…。

 でも「風と女は閉じ込められない」って言うじゃない。……言わないか。

 

2006-01-19 季節の明度

 冷たい風が吹くけれど、どうしても春が近いと感じてしまう。太陽の明るさが強くなったからかなぁ。

 

2006-01-15 年の重ねかた

 80代の方が凛とした声で、論旨明快な話をされたのを聴いた。突っ込みを入れたり、無視したりできないような品位があった。声にも背にも筋が通っていた。

 魅力的だった。

 

2006-01-12 「前が駄目なら横へ」翔ぶんだ!

 そうやって嘆く前に 翔んでみようよ
 前が駄目なら 横へ

  何にもしないでいるより
  明日へ Switch on!!

 「もう気分は最低さ、帰りてぇ」
 「ああ、そうさ、ドン底ツイてねぇ」
 そうやって堕ちるために 生まれてきたわけじゃねぇ

 Jump, Jump so high. Go ahead, Jump

 翔んでみようよ 夢を叶えるために

  (「JUMP」アルバム「キラーストリート」)
  「みんなが好きです!」SOUTHERN ALL STARS
                    

 

2006-01-09 二十歳

 McDonald 店の前を埋めて、白・ふわふわ・ショール。ファーファーファー……。

 成人式、おめでとう!

 

2006-01-06 「ふしぎな店」

 初めて入った店。いくつか選んだ服をレジに持って行った。
 店の人(らしい人)が言った。「それは私が着るから…」別の服のほうは「それは娘が着るから……」。

 ここは『ミセるだけ』の「ミセ」だった。ふしぎな 不思議なピーチパイだった。

 

2006-01-04 幸せだから笑う?

 <映画の台詞から>

 おじさん:なぜ笑わん
 少年  :金持ちじゃないから。金持ちは幸せだからニコニコ笑うのよ。
 おじさん:そうじゃない。笑うから幸せになれるんだ。

 

2006-01-01 どうか今年はいゝ事が沢山あつてくれ

石川啄木の手紙 明治45年1月1日 小石川より)

 

謹賀新年。

もう間もなく我々が交際を始めた一周年記念日が来る。この一年の間に、君が病中の僕に対してそゝいでくれた友情が、友のすくない僕にとつてどれだけ貴といものであつたかは、君も知つてゐてくれるだらう。僕はそれを年をとるまで忘れたくないと思ふ。

どうか今年はいゝ事が沢山あつてくれ--君のためにもさうして僕のためにも。

  1912年元旦              石川一

 土岐善麿

 

 どうか今年もいいことがたくさんありますようにーーみなさまのためにもそうしてわたしのためにも!