〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 釧路の啄木像 マントを羽織り 腕を組み 凝視


[トリカブト]


(各駅停話:1039)JR花咲線:20 [朝日新聞]
 「釧路 啄木、終着駅に何思う」

  • インドネシアのバリ、フィリピンのマニラと並んで北海道釧路市は「世界三大夕日のまち」だという。
  • 川沿いに歌人石川啄木の像(制作・本郷新〈しん〉)がある。マントを羽織り、腕を組んで凝視している。釧路新聞の記者として再出発するため、1908(明治41)年1月21日夜、釧路駅に降り立ったときもこんな表情だったのだろうか。
  • 「さいはての駅に下り立ち/雪あかり/さびしき町にあゆみ入りにき」と詠んだ。当時の釧路は終着駅。その先は原野が広がり、根室への鉄路はまだ敷かれていなかった。
  • 上司への不満と、東京での創作活動の憧れから啄木は同年4月5日、酒田川丸に乗り釧路を離れる。だが実質的な編集長として縦横に紙面を作り、コラムでは政治評論にも筆を振るうなど、釧路は啄木が記者として最も奔放に活躍した場所といわれている。(編集委員・小泉信一)

(2017-10-11 朝日新聞


記事



 啄木記念館でスタンプラリー 11/3

石川啄木記念館文化の日関連イベント「啄木スタンプラリー」

  • 開催日時 平成29年11月3日(金)午前9時 から 午後4時30分 まで
  • 開催場所 石川啄木記念館
  • 内容 記念館敷地内をめぐりながら啄木にちなんだスタンプラリーを行ないます。先着30名様には啄木グッズをプレゼントします。玉山のマスコットキャラクタ―・たま姫ちゃんも来ますよ。この日は,記念館を無料開放します。
  • 申し込み 不要


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