〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

企画展「はんこ×豆本 〜啄木〜」岩手県紫波町


[ウツギ]


「けしごむはんこ すずみ屋展」 で啄木の豆本展示

見開き2ページに歌集「一握の砂」より抜粋した啄木の歌とけしごむはんこ

 
「けしごむはんこ すずみ屋展」

  • 2012年7月5日(木)〜7月19日(木) (期間中の定休日 7/11、15、16、18)
  • 会場:雑貨店Waffle(岩手県紫波町日詰中新田226−1)
  • TEL&FAX 019−681−1165

『ふるさと文学さんぽ 岩手』

都道府県ごとにゆかりの文学作品を集めたアンソロジー・シリーズ
  石川啄木高橋克彦正岡子規宮澤賢治常盤新平/鈴木彦次郎/馬場あき子/…… 22作品収録。

  • 『ふるさと文学さんぽ 岩手』 須藤宏明・監修/大和書房・刊
  • 2012年6月出版 1600円(税別)

文芸誌から迫る啄木の軌跡 盛岡てがみ館で企画展

  • 石川啄木没後100年記念企画展「『明星』から『スバル』へ〜啄木の軌跡〜」は、盛岡市の盛岡てがみ館で開かれている。啄木が活躍した二つの文芸雑誌を通して交友のあった文学者らの原稿や書簡から、啄木の姿を浮かび上がらせている。
  • 啄木を弟のようにかわいがった与謝野晶子の回想や、同じ下宿で生活した金田一京助が啄木の遺品を回想する「錐(きり)と瓶」の原稿なども啄木の人柄を伝え、興味深い。

(2012-06-28 岩手日報