〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

直筆「啄木君の思出」与謝野鉄幹 盛岡てがみ館 10/25-2/13


[サンシュユ]


○盛岡てがみ館
第51回企画展「文豪たちの原稿展」

  • 開催期間:2016年10月25日(火)〜2017年2月13日(月)
  • 場所:盛岡てがみ館 展示室

「文豪」たちの名作は,年月を経た今もなお,読者に長く親しまれています。本展では,与謝野鉄幹・晶子夫妻,萩原朔太郎高村光太郎といった日本の文壇で大きな功績を残した作家のほか,岩手を代表する作家である鈴木彦次郎,森荘己池の原稿を展示します。

〈展示内容〉
  ○与謝野寛(鉄幹)原稿「啄木君の思出」
  ○与謝野晶子原稿「啄木の思ひ出」
  ○高村光太郎原稿「國民まさに餓ゑんとす」 ほか


「石川啄木歌碑」を立体化させた拓本展 釧路 ~10/23

啄木の歌碑など拓本展示 安部清堂氏が制作

  • 釧路市出身の書道家近藤二堂氏が揮毫した石川啄木の歌碑や同氏が描いた釧路湿原の花を、特殊な技法で立体化させた拓本が、20日から始まる釧路書道連盟創立60周年記念作品展に出品される。
  • 制作者の書道家安部清堂氏は「ぜひ近藤先生の書や絵に親しんでほしい」と来場を呼び掛けている。釧路新聞記者時代の啄木が通っていた「料亭しゃも寅」の3代目に当たる二堂氏は、釧路湖陵高校や同江南高校などで書道や美術の教師として活躍。
  • 作品制作のきっかけは、安部氏が偶然発見した、啄木の歌が書かれた一枚のプレート。「市錦町の駐車場で、たまたま見つけた。調べていくうちに、二堂氏の作品だとわかり興奮しました」と安部氏は語る。
  • 同展は23日まで、市生涯学習センター1階の市民展示ホールで開かれる。

(2016-10-19 釧路新聞


石川啄木も好んで食べた「いものこ」 岩手

小中学校で「津志田いものこ」給食 岩手

  • 盛岡市内の小中学校で、市の特産品ブランド「津志田いものこ」を使った給食が出され、子どもたちが楽しく味わった。
  • 「津志田いものこ」は、盛岡市の津志田地区で江戸時代から生産されていて、歌人石川啄木も好んで食べたという。
  • 子どもたちは「いものこが粘りがあっておいしい」「食べたらトロッとしていて、おいしかった」と話していた。

(2016-10-14 テレビ岩手]