熱演に感動あり笑いあり 師走の風物詩「盛岡文士劇」<岩手・盛岡市>
- 岩手県盛岡市では12月3日と4日の2日間、師走の風物詩盛岡文士劇が盛岡劇場で上演されました。盛岡文士劇は県にゆかりのある作家やアナウンサーなどが出演し、毎年12月に上演されています。
- このうち時代物は石川啄木を題材にした「一握の砂~啄木という生き方~」。
家族を養いながらはつらつと生きる啄木を盛岡市出身の作家・綿世景さんが演じました。また、郵便配達員役を演じたのは、石川啄木の実のひ孫・石川真一さん。啄木の親友・金田一京助役を、京助のひ孫の金田一央紀さんが演じました。理想と現実の差に葛藤しながら26歳でその生涯を閉じた啄木の半生を演じました。 - 一方、現代物は落語「盗人の仲裁」を題材にしたコメディー。
細田啓信アナウンサーがそば屋の息子役を演じました。
盛岡弁での台詞もばっちりで、2カ月の稽古の成果を生かし熱演を披露しました。 - 2023年5月には同じ演目で6年ぶりの東京公演も開催される予定です。
(2022-12-07 岩手めんこいテレビ)
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