〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

新刊 『一握の砂』の鑑賞・評釈を新たな視座で

ノブドウ

『啄木 我を愛する歌―発想と表現―』

 太田登 著

 八木書店 出版

 本体予価 4,500円+税

 初版発行 2022年12月1日

 

『一握の砂』の鑑賞・評釈を新たな視座で再検討!

歌集の主題を形成する「我を愛する歌」151首を評釈し、
1首ごとの発想と表現から、文学テクストとしての構造を解明

 

【内容説明】

啄木研究50年の集大成となる新たな評釈!
序論として「短歌史を創る『一握の砂』の意義」を掲げ、巻末に索引3種(啄木短歌索引/詩歌作家別索引/人名・事項等索引)を収録。

 

啄木という抒情主体の表現世界を明らかに  太田登

  • 短歌という作品をどのように解釈すべきか、ながくこの課題と向きあってきた結果が本書となった。
  • うたわずにはいられない言葉と心をいかに発想し、いかに表現しえたかという多層的な視点によって、啄木という抒情主体の表現世界を明らかにすることをめざした。

 

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