〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

短歌甲子園 個人戦・団体戦のV決まる

カモメ

岩手日報 7/30

伊藤さん(盛岡一)最優秀作品 短歌甲子園、盛岡一が団体戦準V

  • 第17回全国高校生短歌大会は最終日の29日、盛岡市松尾町の盛岡劇場団体戦個人戦の決勝までを行い個人戦で盛岡一2年の伊藤蓮人(れんと)さんが最優秀作品賞に輝いた。県勢の同賞受賞は2年連続。団体戦では同校が準優勝、盛岡三が3位に入った。
  • 伊藤さんは「古」を題に「古本に折り目の付いた一ページ この一文に 二人は惚れた」と詠んだ。購入した古本を通して前の持ち主と心が通じ合ったように感じた感動をしたため「夢かと思うほど信じられないがうれしい」と喜んだ。

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日刊スポーツ 7/30

「差し込んだ西日が窓を貫いて あなたの肩の丸みに とける」三重県高田高が短歌甲子園初V

  • 歌人石川啄木の故郷、盛岡市で29日、全国21校の高校生が短歌の腕前を競う全国高校生短歌大会の決勝戦があり、団体戦三重県の高田高が初優勝した。
  • 団体戦は、リーグ戦を勝ち抜いたチームがトーナメント方式で対戦。決勝戦の題は「丸」と指定された。「差し込んだ西日が窓を貫いて あなたの肩の丸みに とける」と詠んだ高田高3年の岸本花梨さん(17)は「放課後の教室で、力強く差す光がクラスメートの肩に当たって柔らかくなる不思議な情景を、美しい日本語で表現した。誰もが共感できると思う」と喜びをかみしめた。

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