〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「新しい明日の」ための手立てを求める啄木 【啄木祭 記念講演録】

オオニソガラム

新日本歌人

2022年度啄木祭 記念講演録

 2022年4月17日(日) オンライン 啄木祭

啄木と共に生きて─あらためて知る啄木─ 碓田のぼる

 はじめに

・啄木との出会い─北海道の炭鉱長屋で─

・「二人の啄木」のこと─それは一人だった

・結局何をめざして来たか─啄木と社会主義

・いま、気づいたこと─啄木における「強権」

・言葉は時代を背負っている

  新しき明日の来るを信ずといふ
  自分の言葉に
  嘘はなけれど──

 絶望や自虐の歌ではなく、「新しい明日の」ための手立てを求めていると、そうでなければ次のように運動論の発展に繋がっていかないと思います。

 多数は力、団結すれば勝つというのが啄木の思想の最終到達点だったのではないかと、私は考えています。

(新日本歌人HP)

 

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