〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「……この恋は死ぬる日まで」と 啄木は節子のことを日記に記した

コムラサキ

短歌のこと

石川啄木の妻堀合節子 天才歌人を支えた献身の生涯

石川啄木の妻節子の短歌

石川啄木の、節子を詠んだ短歌で最も有名なものは下の短歌です。

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ

 

石川啄木14歳と節子の出会い

石川啄木が、後に妻となる堀合節子に知り合ったのは啄木が14歳の時。

啄木は、明治39年12月26日の日記には、節子との恋を「一生に一度の恋」として

「我らは、嘗て恋人であった。そして今も恋人である。この恋は死ぬる日まで」

と記しています。

 

花婿啄木のいない結婚式

盛岡で新生活

北海道へ移住

母と節子 家庭内の争乱

節子の家出

歌集『一握の砂』刊行へ

(2022-05-17 短歌のこと)

 

石川啄木の妻堀合節子 天才歌人を支えた献身の生涯