郷土の歌人 啄木しのぶ 盛岡
- 盛岡市出身の歌人、石川啄木の没後110年となった13日、同市渋民の宝徳寺(遊座芳匡住職)で第111回啄木忌法要(実行委主催)が営まれた。
新型コロナウイルス禍のため、関係者20人のみ参列。福田稔実行委員長が「啄木が願った戦争のない平和な世界が来ることを信じつつ、啄木の歌から何かを学び取ってほしい」とあいさつした。 - 参列者は遺影が飾られた祭壇に焼香して手を合わせ、郷土の歌人をしのんだ。
- 29日午前10時からは、同市渋民の石川啄木記念館敷地内にあり、啄木一家が暮らした旧斉藤家でレコード鑑賞会が開かれる。参加無料で、定員はない。
(2022-04-14 岩手日報)