〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木が現代にいたらこんなやつだった サカナクション山口一郎

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ヤブミョウガ

サカナクション山口一郎「音楽を始めるきっかけになった」1冊を紹介

サカナクションの山口一郎が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。10代のリスナーに読んでほしいおすすめの本を10冊取り上げて解説しました。

枡野浩一『石川くん』】

山口:石川啄木って現代に生まれていたら、ただの厨二病って言われていたと思うんだよね。石川啄木の短歌ってみんなあんまり知らないと思うけど、現代語訳とかと一緒に読んだりするとわかりやすいと思います。日本人の感傷的な部分をちゃんと短歌として確立した人物で、記者としての才能もある。そんな彼の本を紹介したいと思います。

石川啄木が現代に生まれていたらこんなやつだった、っていうことを書いている人がいるんだよね。『石川くん』っていう本です。この『石川くん』は、ユーモラスに現代の人に理解できるように現代語訳をつけているの。枡野浩一さんっていう方の本なんだけど、これはすごく面白かった。石川啄木入門としてはいいと思うので、紹介したいと思います。

(2021-10-30 TOKYO FM+)

 

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