〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<2>東京都文京区 3・4

 

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オダマキ

《 いまだから 》

♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<2>東京都文京区 3・4

3 赤心館跡

ほぼ1年間、北海道を転々としたのち1908年(明治41)4月、単身で5度目の上京を果たす。金田一京助と同じ下宿に住み、4か月の間に小説5篇を書き上げ、また3日間で250首の短歌を詠んだ。説明板は、オルガノプラントサービスの敷地の裏にある。

Google マップ

 

ストリートビューでは、オルガノ株式会社のプレートが見える。

Google マップ ストリートビュー

 

4 蓋平館別荘跡(旧太栄館)

1908年(明治41)9月、赤心館の家賃を滞納したため、金田一の世話で高等下宿・蓋平館別荘へ移る。建物は界隈でも屈指の急坂・新坂の上にあり、啄木は富士山が見える3階の部屋で「スバル」の編集作業にあたった。

Google マップ

 

ストリートビューでは、緑の植え込みの右に黒い石碑がある。よく見ると「石川啄木・・」の文字が読める。これは「石川啄木由縁能宿 東海乃小島能 磯の白砂に 我泣き怒れ天 蟹登たわむる」の歌碑であると思われる。その右にグレーの説明板らしいものもある。

Google マップ ストリートビュー

 

ストリートビューで歌碑を見つけたのは、文字通りストリートを行ったり来たりしていた時。
「同じ形の石がある!」と気づいたから…。

 

〖 啄木の息 〗文学散歩 歌碑の写真あり

東京都:文京区本郷 - 赤心館・蓋平館・喜之床 - 〖 啄木の息 〗

 

・参考・引用
「文の京 お散歩ブック 石川啄木 〜愛に支えられた生涯〜」
 監修 明治大学教授 池田功
 発行 文京区観光協会 2015年