啄木と故郷の交流に焦点 盛岡の記念館 収蔵資料展
- 展示資料は書簡を中心に24点。「石を持て追はるるごとく」という歌のイメージが強い啄木だが、鳥取邦美学芸員によると「古里には啄木を応援する人もいて(啄木が故郷を離れてからも)交流が途絶えなかった」という。
- 啄木の「代名詞」とも言える借金にまつわる手紙には「我が本日の収入は一家々計とカツカツに間に合ふ位」などと窮状を訴える文面が並び、借用証書も添えられている。
- 5月10日まで。問い合わせは同館(019・683・2315)へ。
(2020-03-24 岩手日報)