啄木と賢治がつながる手紙 函館で朗読劇邦楽とコラボ
- 邦楽作曲家で音楽プロデューサー佐藤三昭さんが作曲し、童話作家高橋リサさんがシナリオ構成を担った。チェロ奏者の熊谷裕史さんや北海道のコーラスグループなどが出演した。
- 10歳違いの啄木と賢治は20代の一時期、函館市を訪れたが、直接の接点はない。朗読劇は、啄木が後輩の賢治に手紙を送ったとの架空の設定で進められた。
- 啄木の歌集「一握の砂」の一編や賢治が病床に伏せる妹を思って詠った詩を対比させ、命と向き合う姿を表現。詩の朗読に和太鼓、しの笛、コーラスをのせて感情の動きを表した。
(2019-09-26 河北新報)
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