短歌甲子園、最優秀賞を報告=岐阜県
- 高校生が31音の歌の表現力を競い合う今年の全国高校生短歌大会「短歌甲子園」で、岐阜県立飛騨神岡高校3年の玉腰嘉絃さんが最優秀作品賞に輝いた。個人戦第1位に相当する賞で、岐阜県勢では初の受賞。玉腰さんがこのほど、同県の安福正寿教育長に受賞を報告した。
- 個人戦のお題は「机」と「実」。玉腰さんは机を題材に、「日の香り かすかに残る 文机を だきしめるように 眠りたい春」と詠んだ。「日の光が少し前まで差していたが、今は陰って落ち着いている中で、日の香りは文机の中に残っている。いつも使う机の安心感と穏やかな眠りを包むような春」の情景が浮かんだという。
(2019-09-19 時事ドットコム)