〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「啄木をひらく 啄木研究をひらく」改訂 啄木学会30周年記念大会 10/12~13

f:id:takuboku_no_iki:20190902154155j:plain

30th anniversary 国際啄木学会創立30周年 記念グッズ (クリアーファイル2種)

改訂 2019年国際啄木学会創立30周年記念大会

・期日:2019年10月12日(土)、13日(日)

・会場:明治大学駿河台校舎(リバティタワー)1012番教室(1階)

  JR中央線総武線御茶ノ水駅 徒歩約3分
  東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅 徒歩約3分

 

☆大会テーマ:啄木をひらく、啄木研究をひらく

 国際啄木学会はこれまで、啄木研究を推進し、啄木理解を深め新たにしていくとともに、国内外のより多くの人々に啄木を知ってもらう活動を進めてきました。また、そのような活動を通じて、啄木をなかだちとしたさまざまなネットワークを築いてきました。

 私たちは、今年、学会創立30周年を迎えるにあたり、これまでの研究の蓄積の上に、さらに啄木研究を外部に開き、国内外の研究者との交流による研究の活性化をはかっていこうと考えています。そして、研究の新たな領域を切り拓くとともに、国際啄木学会に参加する会員が学ぶ喜びを常に感じられる活動を今後も続けていこうと思います。

 今回の記念大会では、国際啄木学会の、特にこの10年の成果を振り返り、今後を展望することをめざします。会員、一般の皆さま、ぜひ多数ご参加ください。

 

☆日程

 

10月12日(土)理事会、総会、記念座談会、パネルディスカッション、懇親会

10:30 理事会(研究棟4階第3会議室)

12:10 総会(以後、1012番教室)

(休憩20分)

13:00 開会挨拶 池田功(国際啄木学会会長)

13:05 記念座談会「国際啄木学会30年の歴史と未来に向けて」 

 司会・池田功(第7代会長、明治大学教授)

  • メンバー・近藤典彦(第4代会長、元群馬大学教授)、太田登(第5代会長、天理大学名誉教授)、望月善次(第6代会長、岩手大学名誉教授) 

(休憩10分)

14:30 パネルディスカッション「啄木の総合的研究と受容」

 第1部 啄木研究この10年(成果と新たな研究動向)

 第2部 啄木研究これから(若手アンケート結果及び会場の意見をもとに)

 コーディネーター・若林敦(長岡技術科学大学教授)

17:00 閉会挨拶 河野有時(国際啄木学会副会長)

18:00 懇親会 リバティタワー23階 サロン燦  会費6千円(学生4千円)

 

10月13日(日)研究発表、シンポジウム、文学散歩

研究発表(20分発表、10分質疑応答)

9:00 小林芳弘(盛岡支部)「啄木伝記を見直す―相馬校長排斥事件の真相―」

9:30 応宜娉(明治大学大学院)「「満洲国」における啄木受容-『盛京時報』における散文詩「祖父」の翻訳を中心に」

(休憩10分)

10:10 シンポジウム「石川啄木における国際性について」

 司会・高淑玲(台湾、景文科技大学副教授)

  • 討論者・梁東国(韓国、祥明大学校教授)、林水福(台湾、南臺科技大学名誉教授)、ウニタ・サチダナンド(インド、デリー大学准教授)、舟田京子(神田外語大学教授)、安元隆子(日本大学教授)

12:10 閉会挨拶 若林敦(国際啄木学会事務局長)

13:30 - 16:30 文学散歩(石川啄木終焉の地碑を中心に)

 

〈展示企画〉外国で出版された啄木関係書籍

 

・ 国際啄木学会HP

・ 大会プログラム http://takuboku.jp/seminar/2019program/page001.htm