〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

“天才であり 落ちこぼれ” だから歌が浮ついていない 「啄木祭」 

f:id:takuboku_no_iki:20190602160145j:plain

アケビ

遺徳偲び「啄木祭」/岩手・盛岡市

  • 歌人石川啄木の遺徳を偲ぶ恒例、「啄木祭」が1日、岩手県盛岡市で行われました。地元、小中学校の演奏や女性コーラスグループが、啄木作詞の楽曲を披露。
  • その後、行われた対談には盛岡市在住で、おととし芥川賞を受賞した小説家の沼田真佑さんが登場。若いころは啄木を意識していたというエピソードを交えながら、自身の文学観について語り、訪れた人たちは文学に触れ合うひとときを過ごしていました。

(2019-06-02 IBC岩手放送

 

 動画あり

遺徳偲び「啄木祭」/岩手・盛岡市 | IBC NEWS

 


 

啄木の魅力を伝える 沼田さんら対談

  • 盛岡市出身の歌人石川啄木を顕彰する啄木祭は1日、同市渋民の姫神ホールで開かれた。約500人が来場。同市の芥川賞作家沼田真佑さんらが啄木の魅力を語り合い、文学の奥深さを伝えた。
  • 沼田さん、石川啄木記念館の森義真館長ら3人が座談会形式で会話を繰り広げた。沼田さんは啄木の印象について「真っ先に思い浮かぶのは『駆け抜けた』というイメージ」と表現。
  • 多くの人に愛される作品に「天才であり、同時に自らを落ちこぼれとも分かっていたと思う。だからこそ歌が浮ついていない。恨み節もなく、大きなものに向き合っている男だと感じる」と思いを寄せた。

(2019-06-02 岩手日報

 

啄木の魅力を伝える 沼田さん(芥川賞作家)ら対談 | 岩手日報 IWATE NIPPO