遺徳偲び「啄木祭」/岩手・盛岡市
- その後、行われた対談には盛岡市在住で、おととし芥川賞を受賞した小説家の沼田真佑さんが登場。若いころは啄木を意識していたというエピソードを交えながら、自身の文学観について語り、訪れた人たちは文学に触れ合うひとときを過ごしていました。
(2019-06-02 IBC岩手放送)
動画あり
啄木の魅力を伝える 沼田さんら対談
- 沼田さん、石川啄木記念館の森義真館長ら3人が座談会形式で会話を繰り広げた。沼田さんは啄木の印象について「真っ先に思い浮かぶのは『駆け抜けた』というイメージ」と表現。
- 多くの人に愛される作品に「天才であり、同時に自らを落ちこぼれとも分かっていたと思う。だからこそ歌が浮ついていない。恨み節もなく、大きなものに向き合っている男だと感じる」と思いを寄せた。
(2019-06-02 岩手日報)
啄木の魅力を伝える 沼田さん(芥川賞作家)ら対談 | 岩手日報 IWATE NIPPO