〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

岩手山を切り絵で表現 石川啄木記念館 〜9/16

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オリーブ

目で楽しむ啄木の短歌 盛岡の記念館

  • 盛岡市渋民の石川啄木記念館で、「啄木のうた 柴田外男の世界」が開かれている。色鮮やかなポスターや絵はがきなどが並ぶ。9月16日まで。
  • 作者のグラフィックデザイナー柴田外男さんは一戸町在住。岩手を題材にした作品の中から啄木に関係する50点を選んだ。
  • 歌集『一握の砂』の一首「汽車の窓/はるかに北にふるさとの山見え来れば/襟を正すも」は故郷に近づく喜びと緊張感を詠んだ歌。柴田さんは薄緑を背景に、車窓から見える岩手山を切り絵で表現した。
  • 7月27日、28日には柴田さんによる切り絵のワークショップがある。問い合わせは同館(019・683・2315)へ。(太田原奈都乃

(2019-05-29 朝日新聞

 

目で楽しむ啄木の短歌 盛岡の記念館:朝日新聞デジタル