目で楽しむ啄木の短歌 盛岡の記念館
- 作者のグラフィックデザイナー柴田外男さんは一戸町在住。岩手を題材にした作品の中から啄木に関係する50点を選んだ。
- 歌集『一握の砂』の一首「汽車の窓/はるかに北にふるさとの山見え来れば/襟を正すも」は故郷に近づく喜びと緊張感を詠んだ歌。柴田さんは薄緑を背景に、車窓から見える岩手山を切り絵で表現した。
- 7月27日、28日には柴田さんによる切り絵のワークショップがある。問い合わせは同館(019・683・2315)へ。(太田原奈都乃)
(2019-05-29 朝日新聞)