岩手)盛岡中学ゆかりの人々、残した書簡 てがみ館企画
- 海軍大臣から首相に上りつめた米内光政は、苦学生時代に授業料を肩代わりしてくれた恩師の冨田小一郎に「今日の私があるのは先生のおかげです」と毛筆で礼状を書いている。言語学者の金田一京助も同じ恩師に外国語の国語表記の困難さを硬質のペン字で吐露。日本の刑法理論形成に貢献した小野清一郎は、石川啄木との交流を背景に文学者にはがきを書いていた。
- 問い合わせは同市中ノ橋通1丁目、同館(019・604・3302)へ。6月17日まで。(太田原奈都乃)
(2019-05-03 朝日新聞)
岩手)盛岡中学ゆかりの人々、残した書簡 てがみ館企画:朝日新聞デジタル