〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い息づかいに触れてみたい

沖縄の啄木歌碑「新しき明日の来るを信ずといふ…」 

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[那覇市 真教寺境内の啄木歌碑 (撮影 岡林一彦さん)]

啄木の歌碑を訪ねて那覇

        岡林一彦 高知市       

  • 那覇市真教寺に設置されている啄木歌碑を訪ねた。1977(昭和52)年10月に除幕された歌碑には「新しき明日の来るを信ずといふ/自分の言葉に/嘘はなけれど…」と刻まれている。静かな境内の中、茶色い石碑面の文字を追い声に出して読んでみる。今の時代を生きる私たちの心にも響いてくるようだ。
  • 高知市にも、啄木の父一禎が高知市で亡くなったことが縁で、2009年9月JR高知駅前に啄木父子歌碑が建立されている。啄木の短歌は、父を歌った中から「よく怒(いか)る人にてありしわが父の/日ごろ怒らず/怒れと思ふ」、一禎の歌は、放浪の旅の一コマがうかがえる「寒むけれと衣かるべき方もなし/かゝり小舟に旅ねせし夜は」を選び、自然石に寄り添うように刻まれている。
  • 啄木大好き人間として各地の歌碑を回ってみたいと思っている。

(2019-02-26 沖縄タイムス

 

沖縄の啄木歌碑 那覇市 < その1 > - 〖 啄木の息 〗