[コムラサキ]
夏の風物詩野外劇開幕 観客の目前で迫真演技
- 市民創作「函館野外劇」の第31回公演「星の城、明日に輝け」(NPO法人市民創作「函館野外劇の会」主催)が13日、特別史跡五稜郭跡の一の橋前広場で開幕した。目の前で繰り広げられる迫真の演技で、約250人の観客を函館の歴史の世界へと誘った。
- 開演にあたり、中村由紀夫理事長は「野外劇は函館になくてはならないイベント。ご覧になるだけではなく、次は出演もしてもらいたい」とあいさつ。テーマ曲「星のまちHAKODATE」を手掛けた作家、新井満さんは、石川啄木の短歌を元に作曲した「ふるさとの山に向ひて」を函館バージョンで披露した。
- 初めて来場した函館青柳小3年の佐藤翠月さんは「啄木が函館で死にたいといった話に感動しました。啄木役で出てみたい」と喜んだ。