啄木支えた文人の視点
盛岡てがみ館で企画展
- 石川啄木(1886〜1912年)と交流があった歌人らの啄木への思いを資料で紹介する企画展「文人たちから見た啄木」が、盛岡市中ノ橋通の盛岡てがみ館で開かれている。
- 会場には、「銭形平次」で知られる紫波町出身の作家・野村胡堂、与謝野晶子などが、啄木との思い出をつづった手紙や生原稿などを展示。啄木の短歌が掲載された文芸雑誌「明星」の創刊者の歌人・与謝野鉄幹が「率直で、快活で、上品で、全体に颯爽とした風采の少年」と啄木を評したエッセーもある。
- 6月11日まで、問い合わせは、盛岡てがみ館(019・604・3302)へ。
(2018-03-26 読売新聞)