[コムラサキ]
NHKニュース 北海道
国際啄木学会が八雲町で大会
- 歌人、石川啄木の研究などを続けている国際啄木学会の大会が、道南の八雲町で始まりました。国際啄木学会は、石川啄木の功績をたたえ短歌の魅力を後世に残そうと、28年前に設立されました。
- 初日の7日は、啄木が一時、暮らしていた北海道での経験がその後の創作活動にどう影響を与えたかをテーマにパネルディスカッションが行われました。パネリストからは「北海道の風土と歴史、その地に生きる人たちが、啄木の文学への思いをたきつける薪のような役割を果たした」といった意見が出されていました。
- 大会の実行委員長を務める長江隆一さんは「北海道と啄木の関係を改めて認識しました。これからもずっと研究を続けていきたいです」と話していました。国際啄木学会の八雲大会は8日まで開かれます。