〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 「現代の啄木、新進気鋭の若き歌人誕生の礎となれば」短歌甲子園

短歌甲子園が開幕 啄木の里に集いし精鋭21校 青春の感性輝く3日間」[盛岡タイムス]

  • 第12回全国高校生短歌大会「短歌甲子園2017」が開幕した。北は北海道、南は福岡県から選手たちが集結。
  • 短歌甲子園は2006年、石川啄木生誕の地を全国に発信しようと始まった。盛岡市渋民出身の歌人石川啄木を顕彰し、啄木にふさわしく若い世代の短歌づくりを振興することを目指す。
  • 開会式では、実行委副会長を務める盛岡市の佐藤光彦副市長が出場者らを歓迎し「この大会が現代の啄木、新進気鋭の若き歌人誕生の礎となれば。盛岡の風景、人、文化に触れながら、友情が育まれることを願います」とあいさつ。
  • その後、選手たちは石川啄木記念館、渋民公園、盛岡城跡公園を巡る題詠ツアーに出発。石川啄木記念館では館内の展示の他、敷地内にある旧渋民尋常小学校の校舎や歌碑などを見学した。

(2017-08-19 盛岡タイムス)


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