[カンヒザクラ]
啄木物語 朗読と和太鼓で
函館の日記、詩 原文使い台本/楽曲シンプルに
- 函館ゆかりの歌人石川啄木(1886〜1912年)が残した手紙や日記、詩歌で構成する和太鼓朗読劇「石川啄木物語〜君に与ふウタ〜」が20日、土方・啄木浪漫館(函館市日乃出町25)で上演される。出演者らは「啄木の思いと和太鼓の響きを伝えて、今いる場所で生きていく人への支えになれば」と練習に励んでいる。
- 主催する七飯男爵太鼓創作会は2011年から、太鼓などの和楽器と組み合わせたオリジナルの朗読劇を上演している。構成や演出はメンバーの高橋リサさんが担当。啄木をテーマにするのは4回目で、今回は函館を離れ、志を果たすため上京して26歳で没するまでを描く。
◎『石川啄木物語〜君に与ふウタ〜』
2017年3月20日(月・祝)
①昼の部 10:30〜12:00(受付10:00〜)
②夕の部 14:30〜16:00(受付14:00〜)
- 会場:土方・啄木浪漫館(函館市日乃出町25-4)
- 入場:大人1000円/小中高生500円(当日1500/600)
[文] 石川啄木・金田一京助
[楽曲・舞台監修] 佐藤三昭(3D-FACTORY)
[構成・演出] 高橋リサ
[CAST]
- 金谷藍子(芝居組「虎」)/朗読と芝居
- 竹内ひとみ(函館市民オーケストラ所属)/フルート・ピッコロ
- ことの音ユニットNeri-ネリ-(七飯男爵太鼓創作会)/和太鼓・篠笛 高橋理沙・大西ダイアン・石川由佳・竹之内実生
- 上演は午前10時半と午後2時半の2回。
- 前売り千円(当日1500円)、高校生以下500円(同600円)。乳幼児無料。
- チケットは啄木浪漫館で販売中。
- 電話での申し込みは事務局(電)0138・78・1093へ。