〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「啄木かるた大会」の事前講座


[クロガネモチ]


「啄木かるた大会」に向け事前講座開催

  • 渋民公民館(盛岡市渋民)で1月6日、啄木かるた講座が開かれた。
  • 啄木かるたは、啄木の代表作「一握の砂」「悲しき玩具」に収録されている短歌を用いたかるたで、読み札に上の句が書かれ、下の句が書かれた取り札を取り合う。毎年2月の第3土曜に「啄木生誕祭 啄木かるた大会」が渋民文化会館「姫神ホール」(盛岡市玉山区)で行われ、14回目となる今年は啄木の誕生日の2月20日に開催される。
  • 同講座は啄木生誕130周年に合わせ、より多くの人に啄木かるたの遊び方を知ってもらおうと石川啄木記念館が初めて行った。石川啄木記念館館長の森義真さんは「今年は啄木生誕130周年の記念の年。多くの人にかるたを楽しんでもらい、啄木の短歌に親しんでもらいたい」と話す。
  • 講座では、啄木とかるたについての講話を聞いた後、イラスト入りのかるたで基本のルールを学び、最後は実際の競技ルールのもと白熱した札の取り合いが行われた。
  • 現在、大会参加者を募集している。応募締め切りは今月22日。

(2016-01-07 盛岡経済新聞)

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