〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「青森の海を臨む 石川啄木歌碑」 <その1>

啄木文学散歩・もくじ


青森県青森市 合浦公園(がっぽ こうえん)


合浦公園は、市街地の公園としては全国でも珍しい海浜公園で明治27年に造られた。平成元年「日本の都市公園100選」に選ばれた。
松と石碑の多い公園で石川啄木松尾芭蕉等の石碑や句牌・胸像が31基点在している。


この写真は、「合浦公園石碑紹介地図(3番目の写真)」のナンバー14 近くから、南側(下方)多目的広場を撮ったもの。







合浦公園内の「青森市民憲章」と市の木花鳥虫の表示板。


市の花は「はまなすの花」

昔の青森は広く砂浜が続いていてハマナスが一面に咲き乱れていたことだろう。昭和の初めころでも東は合浦公園から野内まで、西は沖館から油川にかけてハマナスが多くの海浜植物と共に群生していた記録が残っているが今はない。(「青森県植物図譜用解説』より)








「合浦公園石碑紹介地図」

上部の「赤丸22番」が石川啄木歌碑の場所。
歌碑の北側に陸奥湾が迫っている。







ハマナスの花のむこうに松林、そして陸奥湾のブルーが美しい。



(つづく)
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