【編集日記】(9月2日付)福島民友新聞
- まさにあっぱれだ。準決勝が延長五十回の末決着した全国高校軟式野球選手権大会。両チームの選手たちは心身ともに限界に達していただろう。心から健闘をたたえ拍手を送りたい。
- 歴史を誇るこの大会は「もう一つの甲子園」と呼ばれてきた。それにしても、高校の硬式野球以外の全国大会を、その名前を付けて「○○甲子園」と呼ぶケースが増えているようだ。
- 「短歌甲子園」もその一つ。ゆかりの歌人石川啄木を顕彰しようと、盛岡市が毎年開いている。今年もみずみずしい短歌が生まれた。初出場のザベリオ(会津若松市)が準優勝するニュースも届いた。
- ザベリオの生徒が詠んだ「今までの私が歩んだこの道を 振りむき思う『泣いていいよ』と」が共感を呼ぶ。
(2014-09-02 福島民友新聞)
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