2013-10-30 石川啄木「マチ擦れば二尺ばかりの…」・寺山修司「マッチ擦るつかのま海に…」『短歌研究』11月号 啄木 広場 [ヤマブドウ] 『短歌研究』2013年11月号 短歌研究社特集二 映画と短歌 スティヴン・リジリー マッチ擦るつかのまに「カサブランカ」を読む寺山修司 寺山修司の「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」 石川啄木「マチ擦れば二尺ばかりの明るさの中をよぎれる白き蛾のあり」 似ているといえば似ているようだ。 寺山が映画「カサブランカ」を分析するのではなく、短いエッセイを啄木の慣用語法にするかたちをとった。