啄木らの書簡やはがきも紹介 盛岡のてがみ館で企画
- 盛岡市の盛岡てがみ館で、第40回企画展「時代に見る手紙のあゆみ」が開かれている。郵便制度が始まった明治から現代まで時代とともに変化してきた手紙、はがきの歴史を当時の世相を交え紹介している。
- 石川啄木、米内光政ら郷土の先人や北原白秋、伊藤左千夫の書簡など約60点を展示。
- 流行に敏感な啄木は当時ブームの絵はがきを使うことも多かった。1908(明治41)年、文学仲間に宛てたはがきには赤坂の人気芸者の写真が印刷されている。
- 企画展は盛岡てがみ館で6月17日まで。
(2013-04-04 岩手日報)