〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木を釧路の文化・観光に


[雛 また来年]


ひと交差点:「釧路啄木会」の会長・北畠立朴さん /北海道

  • 石川啄木の没後100年を記念し、「啄木離釧の地」の案内板が4月5日、釧路市港町の波止場跡地に立てられる。1月には同市浦見に「釧路第一泊目の地」の碑を建立した「釧路啄木会」の会長、北畠立朴さんは「啄木を文化・観光のまちづくりに役立てたい」と話す。
  • 案内板は現地の土地を所有する浜谷建設が同会の呼びかけで立てる。釧路にある啄木関連の案内板や碑は28基となり「故郷の盛岡市以外でこれほど多い街はない」。「国際啄木学会」の釧路開催を来秋に控え、「市民の啄木への理解が深まれば」と期待が膨らむ。【山田泰雄】

(2012-03-04 毎日新聞>大盛り北海道)