[スイセン]
啄木の短歌かるた大会 小樽
- 小樽日報社に記者として勤めてもいた、小樽ゆかりの歌人、石川啄木に関心を持ってもらおうと、小樽啄木会(水口忠会長)が、啄木の短歌を収めた「一人百首かるた」の活用を探っている。
- かるたには、啄木が妻と娘を残して小樽から釧路新聞に移る時の「子を負ひて 雪の吹き入る停車場に われ見送りし妻の眉かな」など、小樽にちなんだ歌も収められている。
- 1月27日にはいなきたコミュニティセンター(稲穂5)で午後1時半から初のかるた大会を開く。水口会長は「子供たちにもかるた遊びを通じて、啄木の歌に触れ合ってほしい」と話している。小倉百人一首の後、啄木のかるたを実演する。一般見学もできる。
(2011-01-26 北海道新聞)