〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「今も猶 やまひ癒えずに」啄木

[サンタが街に]


啄木最後の短歌、病床の心境を年賀状に 函館で公開

  • 「今も猶 やまひ癒えずに告げてやる 文さへ書かず深きかなしみに」。歌人石川啄木が亡くなる約4カ月前、病床での心境を詠んだ短歌がつづられた1912年の年賀状が北海道・函館市文学館で初公開されている。函館の歌人仲間に送ったもので、啄木最後の短歌とみられる。
  • 年賀状は謹賀新年の文字に続けて短歌がつづられ、療養する東京の借家の住所が書かれている。

(2010-12-25 共同ニュース)
問い合わせ 函館市文学館(電)0138-22-9014