増補改訂版 ハイパー日本文学史 ゴロ文学シェーッ!
2001年 アルス工房
作家 板野博行/宮下善紀
《ゴロ合わせで覚える日本文学史》
啄木悲しき砂を一握り
啄木(石川啄木)悲しき(悲しき玩具)砂を一握り(一握の砂)
わずか26歳で生涯を閉じた石川啄木は貧乏と肺の病いに苦しみつつ、「三行書き」という独自のスタイルの短歌を作った。「明星」の与謝野鉄幹の知遇を得て詩集『あこがれ』を発表するが、『雲は天才である』などの小説は認められなかった。歌集『一握の砂』『悲しき玩具』以外に評論『食ふべき詩』『時代閉塞の現状』がある。
Q1 評論『食ふべき詩』や、歌集『一握の砂』・『悲しき玩具』などを書いた歌人はだれか。
Q2 啄木と関係の深いものを次の中から一つ選び、記号で答えよ。(早稲田大学)
イ 和歌革新運動 ロ 「白樺」 ハ 口語自由詩運動 ニ 『春と修羅』
ホ 『赤光』 ヘ 「明星」 ト 『春』
Q3「ふるさとの訛なつかし/停車場の人ごみの中に/そを聴きにゆく」の歌が収められている歌集を次から選び、記号で答えよ。
ア 海の声 イ 桐の花 ウ 一握の砂 エ 赤光
Q4 石川啄木の作品を次の中から二つ選び、記号で答えよ。(山脇学園短期大学)
ア 若菜集 イ 邪宗門 ウ 一握の砂 エ 路傍の石 オ 月に吠える カ 悲しき玩具
Q5 次のア〜オの中から石川啄木の第二歌集を選びなさい。(青山学院大学)
ア 一握の砂 イ あこがれ ウ 悲しき玩具 エ 呼子と口笛 オ 島影
Q6 啄木の三行書きに影響を与えたと言われる歌人を一人選びなさい。(立正大学)
1 若山牧水 2 土岐哀果 3 長塚節 4 釈迢空 5 正岡子規
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A1 石川啄木
A2 ヘ
A3 ウ
A4 ウ・カ
A5 ウ
A6 2