啄木の息

─ いまもなお瑞々しく語りかけてくる啄木の魅力を追い その息づかいに触れてみたい ─

「詩歌が思想と出合うとき〜晶子・啄木・白秋の20世紀」 12/1


[セイタカアワダチソウ]


第6回<徹底パネルディスカッション>
「詩歌が思想と出合うとき〜晶子・啄木・白秋の20世紀」
今年は与謝野晶子北原白秋の没後70年、石川啄木の没後100年に当たります。それを記念して、この3人の優れた文学者が、彼らの生きた時代の思想からいかに影響を受け、またはそこから身を反らそうとしたか、そしてそれが彼らの詩歌作品をどのように深化させたかについて検討します。

○ プレゼンテーション 池田 功(明治大学教授)・渡 英子(歌人)・松平盟子歌人
○ パネルディスカッション 池田 功・渡 英子・松平盟子

  • 会費 2,000円(資料代含む) 学生1,000円(学生証提示)
  • 定員 300人
  • アクセス

  JR・御茶ノ水駅・御茶ノ水橋口 徒歩5分 または
  東京メトロ丸の内線・御茶ノ水駅,千代田線・新御茶ノ水駅 B1 徒歩6分

石川啄木の親だったら……

天地人

  • かつては先生から通知表を受け取ると、期待と不安を胸にそっと開けて見たものだ。
  • ところが、いま横浜市の小中学校では事前に通知表のコピーを渡すという。成績や出席日数などを家庭で確認してもらうためとか。
  • 小中高で実際より低い評定を書き込むなどの誤記載が多数見つかり、その防止策として市教委が指示したという。「わが子の成績をもう少し良くしてもらえないものか」。最終決定でなければ、コピーを見て、そう思う親がいても不思議はない。
  • 石川啄木の親だったら、さっそく先生に頼みに行ったかもしれない。啄木は小さいころ神童と言われ、盛岡尋常中学校には10番目の成績で合格した。が、在学中に文学と恋愛にのめり込み、成績が急落する。
  • <そのかみの神童の名の/かなしさよ/ふるさとに来て泣くはそのこと>。「かみ」は「昔」の意。本人がこんな歌を詠むぐらいだ。期待していた親の落胆はどんなに大きかったことか。

(2012-10-31 東奥日報