TBSテレビ「サワコの朝」8月25日放映
ゲスト ドナルド・キーンさん
日本文学者のドナルド・キーンさんは90歳。昨年、永住のために来日し日本国籍を取得した。啄木のことは話に出てこなかったが、日記については「啄木日記」が頭の隅にあったのでは…、と思った。
○キーンさんの話
日本文学者との交流について
・私が日本留学をしたときは、日本文化の黄金期だった。川端康成、志賀直哉、永井荷風…、新しい面白い小説家や詩人がいて新しい芝居もあり素晴らしい時代だった。戦争には負けたけれど日本文化の負けはなかった。
・一番後悔していることは、日記をつけなかったこと。自分の記憶力に絶対の自信があったから「忘れない」と思っていたが、年を取るに従い忘れることをおぼえた。
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◎ドキュメンタリー番組の案内
BS-TBS「日本人 キーン ドナルド 90歳を生きる」
〜 私は日本文学の素晴らしさを伝えたい 〜
- 2012年9月9日(日) BS-TBS 19:00〜21:00
九部構成の最後の第九章は、「石川啄木の評伝を書きたい」。