〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2021-04-13から1日間の記事一覧

泉下の啄木もワクチンに注目しているだろう

ユキヤナギ 【越山若水】 石川啄木は教科書にも掲載された明治時代の歌人。歌集「一握の砂」「悲しき玩具」が代表作で、貧困と病気に苦しむ不遇の境涯で詠んだ短歌の数々は、今も多くの人に支持される。 「呼吸(いき)すれば、胸の中(うち)にて鳴る音あり…

啄木は何の花を買ったのでしょう

ホトケノザ 友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひきて妻としたしむ 今日は啄木忌なのでこの歌を。 叙情的な作風で知られる石川啄木、同郷の歌人なのでなんとなく贔屓目で見てしまうが、プライベートは結構アレなんだよなぁ…破天荒と云うか何と云うか… …

「石川啄木のふるさと」の道の駅 令和5年度に開業

オガタマノキ 広報もりおか(岩手県盛岡市) 【啄木のふるさと玉山に】盛岡の魅力あふれる道の駅 盛岡市初となる道の駅を、「石川啄木のふるさと」で知られる渋民地区に令和5年度に開業するため、プロジェクトが進行中です。プロジェクトの進行状況について…

4月13日は「啄木忌」

キュウリグサ 「啄木鳥」ってどんな鳥?【今日は何の日】 ¶4月13日啄木忌(石川啄木:1886-1912) 木を啄む(ついばむ)鳥、キツツキだよ! 岩手の歌人、石川啄木(本名:石川一/いしかわはじめ)は、故郷でキツツキの音に慣れ親しんでいたんだね。肺結核の…

啄木が「いのちの一秒」を愛惜した気持ちを重ねる

アキグミ 函館渡辺病院の水関医師、写真エッセー集「運と縁」出版 函館渡辺病院の循環器内科医師、水関清さんがこのほど、写真集「運と縁」を出版した。写真とエッセーからなり、函館市医師会の会報に毎月掲載している作品に書き下ろしを加えた210編超を…