〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2020-01-03から1日間の記事一覧

「日本語」の啄木短歌を「世界」に向けて解き放つ

サザンカ 書評 『世界は啄木短歌(TANKA)をどう受容したか』 池田 功 編 母語が違っても共有できる魅力 評者 太田 登(天理大名誉教授) 翻訳はあらたな言語を創造する文化である。明治文学は翻訳文学を基盤に成立したともいえる。若い日の石川啄木もイプセ…