[つらぬきとめぬ玉] 我を愛する歌(P.6) 砂山の裾によこたはる流木に あたり見まはし 物言ひてみる いのちなき砂のかなしさよ さらさらと 握れば指のあひだより落つ <ルビ>裾=すそ (P.7) しっとりと なみだを吸へる砂の玉 なみだは重きものにしあるか…
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